管理人のインプレッション

管理人の勝手な思い込みですから参考程度にご覧ください


【ポジション】

ハンドルはトップブリッジの下から取り付けられてますがシートが非常に低いのでスポーツバイク
としては前傾度は穏やかです。  が、しかし ツーリングバイクとしては、少々キツイと思います。
2時間以上走り続けると当然肩がこります。 1日走るとヘトヘト。 とは言っても何だかんだ
ツーリングをこなせます。 ツアラーとしては絶妙に限界ギリギリのポジションと言えるでしょう。
その代わりコーナーは安定して走れるので走りにウエイトを置いたツーリングが楽しめます。
この点はポイントが高いと思います。


【足つき】

足つき性は大型バイクでは重要な用件だと思います。 GS1200SSは身長171cmのワタシでも
かかとまで
足が着きます。 以前、右折発進時にバンクしながらエンストしてしまいましたが
高い足つき性の
おかげで難を逃れることができました。 弊害としてはシートとステップの位置が
近いのでヒザの曲がりが
きつく、足が疲れることが挙げられます。 まあ、我慢出来るレベルなので
大丈夫です。 それよりも
コケにくい事はとてもありがたくこれもポイント高いです。


【風よけ】

カウルの風よけ効果は必要十分ありますが、空力特性より'80年代のデザインを優先させたので
大きさの割に風が当たります。 スクリーン先端がライダーから遠いので、巻き込み風が当たります。
必要十分な風防効果は得られているし、形状は良い雰囲気なので不満は無いです。


【エンジン】

一言でいうと とても不満。   なのでいっぱい書きました。

まあ、高回転域のパワーは国内仕様だからあきらめるとしても、大排気量車特有の
低〜中回転のトルクフルな部分もスカスカで非力な感じがします。  
CB1300やXJR1300等と乗り比べるとガッカリしますよ。

これは一説によるとクリーンエンジンの基準を満たすため安易に点火タイミングを排ガス重視に
合わせ込んでしまい、副作用として低〜中回転のパワーが落ちたという説や、
騒音問題で点火タイミングをずらしたとか諸説あります。
ネットの書き込み情報のネタなのですが本当だったら許せない。

これには対応策があり、市販のスピードリミッター解除装置(7000〜8000円)を装着すると
点火タイミングの変な制御がキャンセルされて本来のパワーが得られるそうです。
と言ってもMAX100psは変わらないそうです。
ワタシもだまされたと思って試しに装着したら確かにリッターバイクらしいトルク感が得られました。
今まで出来なかった5速アイドル走行もできちゃって乗りやすくなったです。
燃費も平均18km/Lが22km/Lに大幅改善したのでお勧めです。

振動は今どきのものと比べると大きめで古さを感じます。 (手足がしびれるほどではないです)
初期のGSX-Rに比べれば格段に良くなってますがちょっと安っぽいフィーリング。
ZZR1100だって相当古いですがこっちは振動が少なく心地よく回ります。
GSのエンジンはアイドルから振動が気になり、5000rpm以上はとても苦しそうな音と
強めの振動を伴います。 不快なのでワタシは5000rpm以上を使う気になれない。 
なんか損した気分。 

あと、熱ダレします。
真夏は発進加速時に少しノッキング気味で、時には突然エンストぶっこきます。
これで2回コケそうになった。
どうせ何かのエンジン流用するのなら少し後に出た水冷をチョイスすれば随分感じ良くなると
思うんだけど油冷の方がきっと安いんでしょう。


【ハンドリング】

ハンドリングは良い部類だと思います。 ジワーっと傾けていったときに途中から切れ込む
ようなクセが無い。 逆に切れなくて曲がりづらいといった事もありません。 常にニュートラルな
感じで誰でも扱いやすい設定になっています。 これは低速から高速まで一貫していて、良くできた
ハンドリングだと思います。デザイン重視のバイクには弊害としてハンドリングにクセの強いものが
多々見受けられますがGS1200SSは大丈夫です。
しかし、高速走行時の安定性は今ひとつと思います。 120km/h程度でも軽い恐怖感があります。
安定しないので無意識にレーン修正している様で、妙に疲れます。 
先に書いた風防効果が高くない事も影響して、高速走行はあまり得意ではないと思います。


【サス】

サスは新車購入時はやや固めで高速コーナーでよく踏ん張ってくれて安心感のある物でしたが
4000kmを越えたあたりで急にフワフワと落ち着きが無くなってきました。
サスの交換を希望されている声をネット上で多く拝見しますがワタシも同感です。
しかし、本気モードで峠を攻める事はしないのでお金もない事だしこのまま我慢しようと
決め込んでます。 
バネを中間より1段固めにすると落ち着きます。


【マフラー】

純正のマフラーは太くて格好悪いと不評ですが、意外と気に入ってます。 
鉄に耐熱塗料を吹いただけに見えてとても安っぽいのですが、ほかにこんな個性的な

形状のマフラーは無いですし、他のライダーには印象に残るみたいです。 
横に出っ張りすぎてるのですり抜けで引っかかると言われますが一度も接触したことが無いので
大丈夫そうです。 すぐにサビそうなのが気になります。


【デザイン】

車体のデザインは好みが分かれますが、当然気に入っております。 カタログ写真は、私も格好悪いと
思うのですが、実物は意外と良い感じといった印象はユーザー以外の方もお持ちのようです。

逆に、どうしてカタログにあれほど格好悪く見える写真を掲載するのか、理解に苦しみます。


【全体的に】

コンセプトは気に入ってるのですが、残念ながら原価低減至上主義なのかエンジンフィールが
悪く、土台がイナズマとすぐ判るなどで商品性が台無しになっているように感じます。 
バイクにとって、パワーフィールが悪いのは致命的かもしれません。
現にネット上で多くのユーザーに気づかれ不評を買ってるわけで、やってはいけない領域まで
原価低減してしまった感があります。  生産中止に追い込まれたのはその付けが回ってきたのか?
他社同クラスに比べると一見、安くて飛びつきたくなるのですが消費者は意外と賢明だったのかも。

確かにちょっと残念な点もありますが、ごまかす手段(リミッターカット)もあるし、これまで挙げてきた
多くの良い点があるので意外とイケてるのかもしれません。



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