V-STROM650 ポジションランプ 取付

2015年05月09日

V-STROM650のウインカーにポジションランプの
機能を持たせたいと思います。

ホンダは基本的に標準装備してますが
他社は軒並みやめてしまったので安全性向上のため
頑張ってみます。

まずはウインカーを外して分解します。
これは簡単です。

いきなり難易度が上がりますが
小さなコネクターから端子を取り出します。

左の精密ドライバでツメを持ち上げながら
右のドライバーで端子を押し出します。


コネクタに 「クロ」 と書いてるのは
配線の色と穴を後で分かる様にするためです。

コツを掴むと簡単にスルッと出てきます。

コネクターから端子が外れたら
V-STROM650のシングル用ソケットを分解します。

緑の線とスプリング以外を再利用します。

ここでダブル球用のソケットを準備します。 (左側)

NAP'Sで2個入り数百円でした。

緑線の端子を再利用するため外します。

カシメを綺麗に広げて外したかったけど
芯線のカシメは諦めて切りました。

緑の線は、元々ウインカーの+線だったものです。

ダブル球のウインカー+線(赤) を緑と同じ長さに
揃えておきます。

先ほどの端子をダブル球のウインカー+線に取り付けます。

まずは被服の所のみカシメておきます。

芯線は浮いた状態になってます。

やりたくなかったけど、芯線は端子にハンダ付けします。

ハンダを盛りすぎると端子がコネクターに入らなくなるので
最小限にします。。

ダブル球ソケットの部品にシングルの
マイナス線(白黒) を一緒にします。


今回購入したダブル球ソケットは、マイナス線が付いてない
タイプなので、シングルのマイナス線 (白黒) を移植します。

配線を保護する黒いチューブをシングルから移植します。


この写真ではコネクターが付いちゃってますが
まだ付けないで下さい。

配線にあと1つ部品を通すので。

ボクは端子をまた外すハメになりました。

コレがあと1つの部品です。

ウインカーの防水キャップです。

ポジションランプの+線を通す穴が無いのでキリで開けます。

ゴムなので簡単に通せます。

これでダブル球ソケットがほぼ完成です。

最後に端子をコネクタにハメれば
ダブル球のソケットが完成します。

ソケットとダブル球をウインカーに組み付けました。

左右やりました。

片方やれば2つ目は要領が分かってるので
迷う事無く淡々と作業出来ます。

次がボクにとって難関でした。

悩みに悩んだ、電子リレーの作成です。

ウインカーポジションは、ウインカー作動時に消える必要があります。
まず、そこの仕組みに悩みました。

実は簡単な回路を思い描いて機械式のリレーを買っていたのですが
調べて行くと使えない事が分かってきました。

これはもう無理かな? と諦めそうになりました。

で片っ端からネットを調べて、見つけました。

ウインカーの電流を検知してポジションをON/OFFする回路を。
こういう便利グッズを設計された方がいらっしゃいました。 (助かった〜!)

その回路図を見て自作する事にしました。 (一番下に回路図あり)

ボクにとっては、見慣れないマニアックな部品達。

アキバまで買い出しに行こうかと思いましたが
町田に サトー電気 というパーツ屋さんがあったので
そこで揃える事が出来ました。

回路図を見て実体配線図を作成し、
その通りに部品を置いてみました。

この状態で部品をつなぎ合わせれば完成です。 チャンチャン!

ところが、そんなに甘くはなかった。
もう目茶苦茶。

この小さな基板にシロウトがいきなりハンダ付けするのは無謀だった。

調べれば調べるほど、ハンダ付けの奥深さを思い知らされました。

ハンダや基板の知識、コテの扱い、基板や部品の支持方法など
事前の勉強とイメージトレーニングが必要です。

そして実技訓練ですね。

表は綺麗なんですけどね。

もったいない事をしました。

再び原付で サトー電気 に向かいます。

サトー電気で状況を話したら、店員さんから、
「もしまた失敗しても今日は 18:00 までやってるから来てね〜」 
と冗談半分の激励を頂きました。

で、作り直したのが左側。

自分の技量に合わせて部品の間隔を広げました。

裏から見るとレベルアップが
ハッキリ分かります。

練習の跡。

所々失敗してますが、やっておいて良かったと思います。

針金だけの所がありますが、コレも勉強の成果。

配線が5本付くのですが、それらをハンダ付け
するための土台です。

部品の足の切れ端で作りました。

あと、悔しいのが手前の抵抗が斜めになっている事。

裏です。

抵抗は、右上の穴に取り付ける予定でした。

よく見ると、穴にはドーナツ状の円がついてますが
これは ランド と言うハンダ付けする銅のベースです。

ハンダ付けは、このランドと部品の足を溶けたハンダで
くっつける作業なのですが、右上の穴は
ランドが3/4欠けて使えません。

基板を切り取る時に剥がれてしまいました。

カッターで切り目を入れてパキッと割るのですが
こっちの面には切り目を入れてなかったのでこうなりました。

配線を先ほどの土台にハンダ付けしました。
かなり緊張しながらの作業でしたが上手く行って良かった。

ハンダ付けはコレで終了です。

大きな山を乗り越えました。

ケースに納めます。

振動吸収とガタガタ動かない様にスポンジを入れて
フタで抑え込む作戦です。

電子リレーの完成!

お店で買ってきた部品みたい。

上から
・+電源
・ポジションへの+出力
・−アース
・ウインカー+からの電流入力 右or左
・ウインカー+からの電流入力 右or左

ウインカーがチカチカする電流を検知して
ポジションランプを自動でON/OFFしてくれます。 きっと。

次にメーターを外して電子リレーの取付場所を探します。

ボクのバイクはETCのインジケーターとシガーソケットを
パネルに付けているので、外さずに浮かせた状態で作業します。

メーター外すのも付けるのもドキドキでした。
ツメで留まってるので少し曲げながら バキッ! バキッ! って感じです。

多分、次回以降は淡々と出来そうです。
何事も経験です。

電子リレーはタコメーターのスグ後ろを通る
カウルステーに固定しました。

雨水がかかりにくそうなのでココに決めました。

それでは動作確認です。

写真ではよく分からないので動画を用意しました。
「動画はこちら」

上手く点灯しました。

少し気になるのは、ウインカーの端が光ってる事ですね。

元々ポジションを考慮してないウインカーなので仕方ないのかも。

もしかすると、自分で貼った反射板代わりのアルミテープが
影響してるかもしれません。

でも、これで夜間やトンネル等で他車から
格段に検知されやすくなったと思います。

義務化しても良さそうな、とても良い機能だと思いますけどね。

最後に回路図の紹介です。

「takaさんのHP」 から入手させてもらいました。

画面クリックで大きく表示されます。



右側はシングル球用の回路ですが、
これはポジションがウインカーの明るさで点灯する様です。

電力が 21W × 2 と大きくバッテリーに良くないのと、
かなり熱が出るのでウインカー本体が溶けるかもしれません。

ポジションの時は暗くなる回路図も載ってますが複雑です。




(注意)
ここで紹介した内容は、ボクが勝手にやっている事です。
元々存在しない回路を追加するので何が起きるか分かりません。
過去に車の車速センサー端子に電圧計を当てただけでECMが
破損した事があります。 車をレッカーで運び大変な出費です。
近年の高度な電装システムは、時にあっけなく壊れる事があります。
施工の実施有無は本人が決める事なので、予期せぬ故障や事故等が
起きても自身で対処するしかない事をご承知おきください。


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